SHOPKIT コラム
副業の始め方初心者が最初に確かめる手続きと順番
副業を始めたいけれど、何から確かめればよいか分からない場合は、申し込む前の確認事項を並べてみましょう。勤務先の規則、やりたいこと、使える時間、手続きの確認先を、準備の順番に沿って整理します。
この記事は、完成品のネットショップを販売している SHOPKIT が書いています。
副業の始め方は、就業規則から手続きへ順に整理する
以下は、自分の予定を組むための進め方の例です。勤務先が定める手続きや、法律上必要な順序を一律に示すものではありません。確認先と、返事を待っている内容を同じメモに残してみてください。
- 就業規則と勤務先の窓口を確かめる
副業についてどこに記載があり、誰へ何を相談するかを調べます。始めたい仕事を説明するための情報も準備します。
- 始める目的を言葉にする
経験を増やしたい、将来の仕事を考えたいなど、自分の目的を書き出します。目的に加え、本業や生活で守りたい予定も残しましょう。
- 引き受ける仕事の種類を絞る
何を相手に提供するか、注文や依頼を受けた後に何をするかを説明します。分からない作業は、応募や申し込みの前に確認したい項目にします。
- 使える時間と対応できない時間を並べる
作業する時間だけでなく、連絡・準備・片付けをする時間も予定に置いてみます。家族との予定や休む時間も合わせて見直します。
- 手続きと契約の確認先をそろえる
勤務先への相談、税務の確認、依頼先や販売サービスの条件を分けて調べます。確認できていない項目を、手続きが不要という意味に置き換えないようにしましょう。
目的や仕事の内容を整理してから、勤務先へ改めて説明したい点が出ることも考えておきます。順番を埋めることより、回答を得て次の判断ができる状態を目指しましょう。
就業規則は、モデルの案内と勤務先の手続きを分けて読む
厚生労働省の副業・兼業ページには、ガイドライン、モデル就業規則の案内、届出様式の例などが掲載されています。公的な確認の入口として、厚生労働省の副業・兼業の案内を確認できます。
モデルの案内を読む際も、自分の勤務先で何を求められているかは、勤務先の規則と担当者へ確かめましょう。相談するときは、相手が仕事の中身を判断できるように、次の情報をメモにする方法を勧めます。
- 仕事の中身:どんな商品や作業を扱うか、誰との仕事か、自分は何を担当するか。
- 予定する時間:作業や連絡を行う時間帯、本業の予定が変わると対応できなくなる場面。
- 本業との関係:仕事の内容や取引相手が本業と重なる点があるか、会社の情報や物を使う予定がないか。
- 変更時の相談:仕事や時間、相手が変わるとき、誰に何を伝えるか。
届出・許可など、勤務先の書類に書かれた言葉の意味が分からなければ、提出するものと回答を待つ範囲を担当者へ質問してください。公的なモデルだけを見て、自分の勤務先でも同じ手続きでよいと決めないようにします。
種類を決めたら、最初の依頼・注文の中身を説明する
候補の名前を決めたら、実際の依頼や注文を受ける場面まで具体的にしてみましょう。仕事を請ける形なら、依頼内容、完了の確認方法、修正への対応を質問します。物を売る形なら、仕入れ、発送、お客様への連絡を誰が行うかを確かめます。
相手から受け取る報酬や代金の説明と、自分が先に支払う費用も分けて書き出してください。支払い先、金額を確認する資料、追加の費用が発生する条件を、申し込み前の質問として残します。
時間や仕事内容が自分に合うかを比べたい場合は、種類の選び方を整理してから、この準備の順番へ戻りましょう。
開業届と申告は、国税庁の条件を読んで確認する
国税庁は、事業を新しく始める場合などの手続きとして、個人事業の開業届出・廃業届出等手続を案内しています。対象となる人、提出時期、作成・提出方法は、国税庁の開業手続の案内で確認できます。
自分の仕事が対象になるか、いつ始めたことになるかなどは、活動の内容をメモにして税務署や税理士へ相談してください。副業という呼び方だけで、届出が必要か不要かを決めないようにしましょう。
関連:ネットショップの開業届はいつ出す?副業・個人事業主の手続き
給与を受け取っている人の申告については、国税庁の「給与所得者で確定申告が必要な人」に、条件や除かれる場合が示されています。給与所得者向けの申告案内を読み、自分の給与や活動の記録と合わせて相談しましょう。
相談のために、仕事の内容、代金や報酬を受け取った記録、支払った費用の資料を対応させておくことを勧めます。この記録は相談準備の提案で、必要な帳簿や保存の要件をすべて示すものではありません。税目や個別の手続きの確認先も、窓口へ尋ねてください。
最初の1か月は、確認・準備・見直しの予定をつくる
最初のひと月を考えるときは、仕事を受ける予定に加え、確認への返事を待つ時間と、生活の予定を入れてみましょう。次の表は、自分のカレンダーへ移すための準備例です。
| 準備の段階 | やってみること | 次へ進む前に見るもの |
|---|---|---|
| 確認を始める | 勤務先への相談内容、目的、使える時間を整理する | 規則と窓口からの回答、まだ返事がない項目 |
| 内容を具体化する | 仕事の範囲、支払い、連絡、契約の条件を質問する | 説明資料と契約案、自分が担う作業 |
| 準備を試す | 自分のメモで作業の順番をたどり、使う道具や連絡先を確認する | 分からない操作や、相手へ追加で聞きたいこと |
| 続け方を見直す | 始めた場合の作業時間や支出、無理があった予定を記録する | 減らす作業、相談が必要な変更、次に受ける範囲 |
返事を待っている手続きがある場合は、どこまで準備を進めてよいかも確認してください。月の終わりに仕事を始めているかだけで評価せず、判断に必要な回答や資料がそろったかを見直します。
続けにくいと感じたら、残る約束から整理する
時間や負担が想定と違った場合は、新しい依頼や注文の受け方を見直すことから考えてみましょう。すでに受けた仕事、代金を受け取った取引、返事を待たせている相手をメモにし、契約の条件と照合します。
やめる連絡の時期、途中で終える場合の費用、利用中のサービスや契約の停止方法は、相手の窓口へ確認してください。条件が分からないまま連絡を止めず、残る対応と相談先を整理しましょう。税務の手続きについても、活動を終える状況を税務署や税理士へ示して確かめます。
休む、受ける範囲を変える、終了を相談するなど、どの選択が可能かを契約と予定に照らして考えます。勤務先へ伝えていた内容が変わる場合の確認も、準備のメモへ戻しておきましょう。
物を売る副業を検討する場合
SHOPKITの2026年10月15日時点のサービスページでは、完成品のネットショップを副業でも運営できると案内しています。内容はサービスページのFAQで確認できます。
この案内だけで、自分の勤務先の条件や予定に合うと判断せず、具体的な仕事内容を相談してください。物を売る場合の注文・仕入れ・発送など、確認を深める項目も分けて考えましょう。
関連:会社員が副業でネットショップを始めるには|就業規則・時間・税金
※ SHOPKITの副業に関する説明は、2026年10月15日時点のサービスページの記載です。公的資料も同日に確認しました。勤務先の手続き、税や契約の個別の扱いは、最新の案内と自分の状況を示して担当窓口や専門家へ確認してください。