SHOPKIT コラム
犬服のネットショップを始める価格帯・原価・仕入れの考え方
犬服のネットショップは、品ぞろえを広げる前に、寸法・測る位置・着せる場面を説明できる商品から準備します。犬種名や写真だけでは選ぶ情報が足りず、掲載価格と原価だけでも販売に必要な支出は決まらないためです。サイズ表、価格と原価の範囲、仕入れ先への質問、返品や表示の案内を整理します。
この記事は、完成品のネットショップを販売している SHOPKIT が書いています。
この記事で分かること
- 犬種名だけに頼らないサイズと商品説明の作り方
- 掲載価格・原価に含む範囲と含まない費用
- 仕入れ先への質問と、返品・表示を準備する順番
犬服のネット販売は、サイズ・犬種・着せる季節から説明を考える
犬服の説明は、犬種名よりも商品の寸法・測る場所・着せる場面を具体的にします。
- サイズ:首回り、胸回り、着丈など、仕入れ先が測った位置を図や説明と対応させます。服を置いて測った寸法か、着用する犬の寸法の目安かも尋ねましょう。
- 犬種や体型:紹介したい犬種があっても、実際の寸法と服の形を一緒に見ます。袖、留め具、首を通す部分なども説明する候補です。
- 季節と着せる場面:散歩や写真撮影など、伝えたい場面を決めます。生地の厚さ、素材、伸び方、洗い方など、確かめた内容で説明を組み立てましょう。
商品写真の依頼メモは、正面・背中側・留め具・採寸位置に分けます。見た目だけで素材の効果や着用時の安全性を補わず、説明の根拠になる仕様を仕入れ先から集めます。
サイズ表の材料は、「服を置いて測った胸回り」と「着る犬の胸回りの目安」を分けて残します。両方が同じ欄に入ると、数値を比べる基準が曖昧になります。仕入れ先の表記に測り方がなければ、販売用の説明を先に補うのでなく、回答を待つ項目にします。
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販売価格は、サービスページに掲載した犬服の3店を範囲として見る
掲載価格は、自社の掲載例の範囲で読み、市場全体の相場には置き換えません。
2026年10月15日時点の当社サービスページで、販売価格を掲載している犬服の3店を示します。表では対応が分かるよう、掲載例A〜Cと呼びます。確認範囲は当社サービスページの掲載例に限り、市場全体の相場や実際に購入された価格を示すものではありません。
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| サービスページの掲載例 | 掲載されている販売価格 |
|---|---|
| 犬服の掲載例A | ¥2,480〜4,480 |
| 犬服の掲載例B | ¥2,480〜4,980 |
| 犬服の掲載例C | ¥3,980〜5,980 |
この価格を自分の値付けの答えにはせず、扱う商品の素材・寸法・送料と並べて読みます。似た見た目でも仕様や配送の条件が違う商品は、同じ価格だけを基準にしません。
原価の中央値には、含まれない費用と確認範囲がある
原価の中央値は一部の商品の値であり、販売にかかる費用の総額ではありません。
同じ3店について、2026年10月15日時点のサービスページに載せた原価も示します。中央値は、値を順に並べたときの中央を表す値です。表の値は、それぞれのお店で確認できた商品の記載であり、今後扱う商品の仕入れ値を一律に表すものではありません。
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| サービスページの掲載例 | 商品原価の中央値 |
|---|---|
| 犬服の掲載例A | ¥428 |
| 犬服の掲載例B | ¥552 |
| 犬服の掲載例C | ¥468 |
※ 国際送料・関税・梱包・代行手数料は含みません。1元22円で換算した参考値です。値を出した商品の数は、掲載例A が4商品・掲載例B が5商品で、掲載例C はサービスページに載っていません。
自分の見積もりには、商品代・配送・梱包・決済の欄を作ります。販売価格と原価だけで手元に残るお金を出さず、扱う商品ごとに支払先と費用を対応させるためです。
国内の卸・韓国・中国のメーカーへ、同じ条件を尋ねる
仕入れ先は国の名前だけで選ばず、注文単位・見本・費用・不良時の対応をそろえて比べます。
- 個人で取引できるか、注文の単位を聞く
個人の申込みを受けるか、どの色・サイズの組み合わせで注文できるかを尋ねます。取引条件が分からない段階で、写真だけを見て商品一覧を広げないようにしましょう。
- 見本と商品情報を対応させる
見本を取り寄せる条件を聞き、寸法・素材・留め具・縫製・表示を説明と並べます。見本と説明が違う箇所は、注文する商品の仕様を決める前の質問にします。
- 費用と届くまでの条件を分けて聞く
商品代、送料、その他の費用、支払方法、発送までの条件を尋ねます。海外から仕入れる案なら、輸入に関する確認と配送中の対応を誰に聞くかも決めておきましょう。
- 欠品・不良・写真の扱いを決める
欠品時と不良時の連絡先を分けます。写真や説明の掲載範囲は、仕入れの条件と一緒に書面へ残します。
回答の記録には、商品・色・サイズ・仕入れ先・回答日を対応させます。「サイズは一般的です」という答えだけなら採寸位置が未回答です。別の仕入れ先の寸法表や価格を流用して、その欄を埋めないようにします。
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サイズ表と返品の案内を、商品ページの準備に入れる
サイズ表と返品の案内は、購入者が選ぶための商品情報として販売前に用意します。
返品については、消費者庁の通信販売の公式ガイドが確認先になります。同ガイドは、返品を受け付けるかどうか、期限などの条件、返送の費用負担といった情報の表示を説明しています。商品ページや購入前の画面に何を表示するかは、公式資料と相談窓口で照らします。
返品・交換のメモは、お客様の連絡先、受け付ける条件、返送の費用に分けます。仕入れ先への返品条件と、お店がお客様へ示す条件は別の欄で扱います。
犬服の販売で、手続きと品質表示の対象を分ける
資格や手続きと、商品の品質表示は、対象とする制度を分けて相談します。
犬服を販売するときの資格や登録の要否は、扱う商品と行う仕事を具体的に説明して確認します。この記事では、個別の要否を一括して判断していません。動物を扱う仕事も一緒に考える場合の確認先として、環境省の動物愛護管理に関する問い合わせ案内があります。
商品の品質表示については、消費者庁の対象外となる品目の案内に、ペット用品が挙げられています。人向けの衣類に関する説明を、そのまま犬服へ当てはめないようにしてください。商品ごとの扱いや表示について不明な点は、同庁の家庭用品の表示に関する案内から確認し、担当窓口へ尋ねましょう。
法令上の扱いとは別に、サイズ・素材・手入れは購入者が選ぶための情報として準備します。採寸表と説明に矛盾があれば、販売前に仕入れ先へ質問する項目に残します。
犬服・犬用品の掲載店は、品ぞろえと説明を見て選ぶ
掲載店は、雰囲気と、自分が説明を続けたい商品の両方で選びます。
2026年10月15日時点で、SHOPKITのサービスページに掲載している犬服・犬用品は24店です。この中で価格と原価を上の表に載せたのは犬服の3店です。掲載店の全商品について価格や原価を調べた結果ではありません。
同日時点のサービスページでは、商品は韓国・中国など海外のメーカーから直接仕入れる形と案内しています。仕入れの具体的な方法は、サービスページの仕入れに関する案内で確認します。
完成品のお店を検討するときも、雰囲気に加え、自分が説明したい犬服があるかを見てみましょう。候補の商品について、サイズの測り方、色や素材、仕入れ条件、返品の問い合わせ先を尋ねます。店の見た目と日々の確認事項を一緒に考えるためです。
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よくある質問
犬服のサイズは、犬種名から案内してよいですか。
犬種名や写真の印象だけでは決めず、首回り・胸回り・着丈などと、仕入れ先が測った位置をそろえて案内します。服の寸法か、犬の寸法の目安かも区別します。
犬服の販売価格から掲載原価を引けば、残るお金が分かりますか。
その差だけでは判断できません。掲載原価の対象商品は限られ、国際送料・関税・梱包・代行手数料を含まないため、商品ごとの費用を別に見積もります。
仕入れ先の返品条件を、そのまま購入者へ案内できますか。
仕入れ先への返品と、お店のお客様への返品・交換は分けて用意します。受け付ける条件、連絡方法、費用負担をそれぞれ整理します。
※ 掲載数・販売価格・商品原価・仕入れの案内は、2026年10月15日時点のサービスページの記載です。公的資料も同日に確認しました。最新の条件は公式の案内で、個別の商品や販売方法の扱いは担当窓口で確認します。