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SHOPKIT コラム

起業は何から始める?会社員が最初の3か月でやること

起業したいけれど、何から始めるか決められない。そんな会社員に向けて、仕事を続けながら考える順番を整理します。売るものを決めるところから、試した結果の見直しまで、手元に残すメモと一緒に紹介します。

この記事は、完成品のネットショップを販売している SHOPKIT が書いています。

ここでの3か月は、取り組みを整理するための段取り例です。準備に必要な期間や成果を示す数字ではありません。就業規則や許認可・税務の確認は、試す内容を決めた時点から進め、必要な時期を各窓口で確かめてください。

起業の前に決める3つ:何を・誰に・どう届けるか

最初のメモには、扱いたい商品やサービス、使ってほしい相手、届け方を書いてみましょう。店名やロゴを考える前に、相手がどんな場面で必要とするものかを言葉にします。

J-Net21の事業コンセプトの解説も、想定する顧客、提供する価値、提供方法を整理する考え方を紹介しています。

J-Net21「事業コンセプトの作り方」を読みながら、思いついた商品名だけで終わっていないかを見直すとよいでしょう。

考えること自分に聞くこと残しておくメモ
何を相手のどんな不便や希望に応えるか。扱うものと、選んでもらいたい理由。
誰にどんな場面で使う人に届けたいか。相手の暮らし方や、使う場面。
どう届けるか注文・連絡・受け渡しをどう進めるか。自分が対応する場所と、連絡できる時間。

まだ決められない欄は、空けたまま理由を書き添えます。「相手の困りごとを聞きたい」「現物を見たい」と分ければ、次に調べる内容を絞れます。

1か月目:候補を絞り、確かめたいことを決める

この段階では、興味のある候補について、自分で用意できるものと、確認が必要なものを並べます。経験だけでなく、使える時間、家の作業場所、支出の上限も書いておきましょう。

  1. 使える時間を予定に置く。 本業や家事の予定を書き、調査・準備と、お客さまへの対応に使う時間を分けて考えます。
  2. 候補の中身を調べる。 商品なら現物や仕入れ条件、サービスなら提供できる内容と必要な準備を確認する項目にします。
  3. 試す前に聞く先を決める。 勤務先の就業規則と相談先を確認し、扱うものについて許認可や表示などで不明な点があれば、担当窓口に相談します。

会社の情報や資料を使ってよいか、自宅で予定する仕事に支障がないかも、関係する相手への確認項目に入れましょう。返答を待つ事項と、自分だけで調べられる事項を分けて進めます。

起業について何から調べるか迷ったら、J-Net21の起業支援ページから、事業の考え方や相談先の案内を探せます。

J-Net21の起業支援と本で得た情報を照らし合わせ、確認先のURLや読んだ日をメモしておきましょう。本を読む目的も、いま空いている欄を埋めることに絞ってみてください。

関連:脱サラして何をする?会社員が独立前に決めておくこと

2か月目:小さく試し、反応と作業を分けて記録する

試す内容は、準備状況に合わせて選びます。例えば、商品の見本を確認する、説明文を作って意味が伝わるかを身近な人に聞く、注文から受け渡しまでの作業を手元でたどる、といった進め方です。

販売を伴う試し方を選ぶときは、勤務先への確認や、扱うものに関する手続き・取引条件など、不明な点を先に担当窓口で確かめてください。月が替わったことだけを、販売を始める理由にしないようにします。

  • 相手からの反応: 何が伝わり、どこで説明を求められたかを残します。好意的な感想と、実際の購入は別に記録しましょう。
  • 自分の作業: どこで迷ったか、誰への連絡が必要だったか、本業の予定と重なる場面があったかを書きます。
  • 使ったお金: 準備の支払いと、販売に伴う支払いを分け、見積もりや領収書と一緒に整理します。

試す前に支出の上限と見直す日を決めておくと、追加で使う前に立ち止まる機会を作れます。結果を見て、説明を直す、扱うものを絞る、いったん保留するといった次の行動を選びましょう。

関連:ネットで起業するには|ネットショップで始める流れと準備

3か月目:手続きの進み具合と続ける仕組みを整える

ここでは、それまでに窓口へ確認した手続きの進み具合を見直します。確認が済まない項目は、問い合わせ先・返答・次に行うことを書き、販売の開始日とは分けて管理しましょう。

国税庁には、個人事業の開業届出・廃業届出等手続の対象や提出方法、相談先を確認できる案内があります。

国税庁の個人事業に関する手続き案内で最新の内容を読み、予定する仕事と開始時期を伝えて、必要な手続きや期限を窓口で確かめてください。この記事の月ごとの区切りを、届出の期限に置き換えないようにしましょう。

続けるための仕組みは、試したときに迷った場面から作ります。受け付けた依頼の確認、問い合わせへの返答、支払いの記録などについて、どこに何を残すかを決めておきます。

整えるもの残す内容見直す場面
仕事の手順受付から受け渡しまでの確認先と作業の順番。同じところで迷ったとき。
連絡の予定本業の予定を踏まえた確認時間と、返答を待つ相手。出張や家の予定が変わったとき。
お金の記録入金・支払いの内容、証拠となる書類の置き場所。支出の予定や取引の内容が変わったとき。

これは仕事を進めるための整理例です。税務上の帳簿や書類の扱いは、窓口や税理士に確かめて整えましょう。

関連:ネットショップの開業届はいつ出す?副業・個人事業主の手続き

進まなくなったら、未確認の欄に戻る

調べることが増えたときは、「決めたこと」「確かめたこと」「返答待ち」を分けてみてください。選んだ理由と、その裏付けにした資料が見えると、同じ内容を調べ直す手間を減らせます。

例えば、説明文を読んでもらって言葉が通じなければ、店の見た目を増やす前に説明を直します。仕入れ条件が分からないなら、商品数を増やす前に取引先へ確かめます。

本や講座を選ぶときも、未確認の欄に答えがありそうか、質問や契約条件を事前に確認できるかを見ましょう。学ぶ内容を増やすことと、事業の準備が進むことを分けて考えます。

予定どおりに進まない場合は、試す範囲や見直す日を変えて構いません。本業と暮らしに無理が出るなら、準備を続けるか保留するかも検討に含めましょう。

ゼロから始めない場合も、確かめる段取りを残す

作る作業が負担なら、用意されたお店を買って始める形も比較できます。自分で決める部分と、用意されている部分を確かめ、自分の予定に合うかを考えましょう。

SHOPKITの2026年10月15日時点のサービスページでは、完成品のネットショップを副業・独立開業・新規事業に使えると案内しています。

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※ SHOPKITの用途と販売開始までの流れは、2026年10月15日時点のサービスページの記載です。公的資料も同日に確認しています。手続きの最新情報や個別の扱いは、各窓口で確かめてください。

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